10日弱であるから思ったよりも早かったというのが正直な感想だ。パッケージに張られたDeutshe Postの表記を見ると4月14日に発送になっている。そして8ユーロの文字があるが購入レシートには6ユーロ、合ってるのか少々不安になる。中にはCD、レシート、新作「Alles Wieder Offen」のステッカーが2枚、ブリクサのポストカードというものだ。
CDはプレスでは無くCD-R、各会場で即売されているもので毎回およそ200枚程度の制作枚数のようである。それらの余ったものがネットで販売されているらしい。
収められた曲は「Perpetuum Mobile」のものが大半である。一年前であるがこの頃はパッケージ作というよりも実験的なアルバムを制作していた頃でありオリジナルで一番近いものがこの「Perpetuum Mobile」であったのだろう。金属音とは違う空気というものを上手く取り込んだリズムがなかなか面白い。
ところでこのLiveCDシリーズ、以前からエラーや録音状態に問題が多いという話を聞いていたが私が購入したものも何箇所かそういう部分もあった。多少のことではあるが無音状態が数十秒続くのは耐えられないのでその部分を訂正。また最後の曲も2曲が一つのファイルになっていたのでこれも分割した。
音質は完璧、高音質とは言いがたいがブートレグよりも圧倒的に良いのは間違いなくその場の雰囲気もちゃんと伝わる。17ユーロであればコスト的にも良いと思える。もっともこれを日本で買うと3800円であるからちょっと高すぎだ。ネット上での有料音源配信などでやってもらえると一番いいがやはりこういうパッケージの魅力にはかなわないだろう。
今は多くのインディペンデントなアーティストが同様の手法を使いライブ会場で録音されたものをCD-Rにして即日販売という形を取っている。ブートレグ対策にもなるであろうしその日の興奮がそのままパッケージされるというのはとても魅力的な試みだ。惜しむらくは楽曲管理団体等が間に入ってしまうとこういう軽いフットワークが困難になってしまうことであろう。Einsturzende Neubautenはそういう部分にも新しい挑戦をしている最中である。新しい音楽の流通方法を模索している最中でもある。それらの挑戦を私は期待している。
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